混乱している土方を余所に、高杉の冷たい手が華奢な土方の身体を這る。
膝小僧からつつ、と人差し指が通って、乱れたスカートに手が入った。
それはゆっくりと若く弾力のある太股を撫で、焦らすように土方を煽る。
脚だけでは飽き足らず、その手は徐々にもっと奥深くへと伸びていく。
く、と下着の割れ目に指が這った。
本当にやるのか。
自分の蒔いた種に、土方はたじろいだ。
先生の顔から大人の男になった高杉を見つめ、またしても瞳を揺らす。
「せんせっ…いいって…!」
「あァ?いいってどこが」
「そうじゃな…ああんっ」
高杉の手が下着越しの花芽を掴んで、自分でも聞いたことのないような高い声があがった。
少し濡れそぼったソコをくちゅくちゅと擦り上げると、土方は堪らず高杉に寄り掛かる。
「やぁぁ…せんせぇっ…」
「…なんつー顔してやがる」
縋り付いた土方と目が合い、うっと息を詰まらせた。
初めて感じるソコからの刺激に、どうしていいか分からないといった顔で
目尻に涙を溜めている。
先生、先生、と助けを求めるように呼ばれて、たまらなく身体が疼いた。
たかが17歳のガキにここまでの威力があるとは。
末恐ろしいと小さく呟き、下着の中へ指を侵入させた。
「ぁぅぅ…入っちゃぅ……!」
「まだ押入れねぇよ」
「ひゃぁぁん」
安心させるように触れるだけの口づけを送り、浅い部分を指で掻き回す。
煽られて蕩けていたソコは初めてとは思えないほどたやすく高杉の指を飲み込んでいく。
内側を広げるように二本目を差し込んだ。
中に段々と増えていく圧迫感が気持ち悪くて、生理的な涙がこぼれ落ちる。
嫌悪感を紛らわそうと、高杉は空いている手で花芽を摘んだ。
引っ張ったり、弾いてみたりと、腰が疼くようなびりびりとした淡い快感が土方の中に生まれる。
「ぁ、ぁ…せん、せぇ……やあああンっ!」
頃合いを見計らって、指が深く押入された。
先程までは気持ち悪さしか与えてくれなかった蜜壺は、徐々に土方へ鮮やかな快感を伝える。
花芽を弄る手はそのままに、ぐぷぐぷと泡立つまで出し入れを繰り返した。
深く押入れると喜んで迎えられ、抜け出ようとすれば指をきゅっと締め付けられる。
底の見えない快楽に、若い土方の身体は素直に溺れていった。
「ふぁ、……んっ…なんか、きちゃう…!」
「イきそうか?」
放尿のときと似た何かが土方を襲う。
そろそろか、と高杉が指の動きを早くした。
「んっんっ、そんなしたらイっちゃ…!」
「…イけよ」
「きゃぅぅぅっ!!」
最後に花芽に爪を立てて抓ると、土方は子犬のような泣き声をあげて達した。
ぷしゃああっ、と潮が噴き出て、高杉の白衣を濡らす。
「潮まで出るとは優秀だなァ」
呑気な声でそんなことをいいながら、
絶頂の余韻にビクビクと身体を痙攣させている土方を抱き起こした。
「は、ぁ…せんせえ……」
半分意識の飛び掛かっていた土方だったが
何とか気を持ち直し、高杉の背中に腕を回し
て抱き着く。
それを受け止め、高杉は少し汗ばんだ土方の白い額にキスを落とした。
呼吸が調うまで土方は広い胸の中に留まり、考える。