皮膚に包まれた体内にあるのは臓器と肉、身体中に張り巡らされた血管。
そして女の身体には子を成す子宮、男には子種を作る精巣がある。
 
子宮、そこに精子を流し込めば子孫を残すことが可能なのだ。
生き物は本能でそれを知っている、だから雄は雌を求め、雌も雄を受け入れる。
 
なら俺達は生き物としての本能に逆らい、いったい何を求めているのだろうか…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何もない……
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
愛と憎しみは紙一重、なんてよく言ったもんだと土方はボンヤリ思う。
 
口にはフェイスタオルを捩込まれ、腕は後ろ手にベルトで縛られ畳の上に転がされる。
今夜はこれだけで済んでいるところを見ると、サド王子は機嫌がいいようだ。
 
「あいかわらず腹立つほどに綺麗な身体してやがるねィ」
 
消灯時間を過ぎ、夜勤の隊士以外は寝静まった頓所。
気まぐれに土方の自室にやって来ては好き放題する沖田を、土方は諦めたかのようにされるがままになっていた。
 
今夜は溜まっていた仕事が珍しく日付が変わる前に終わり、土方は風呂あがりで一人自室でくつろいでいた。
そこにいきなり襖が開き寝巻姿の沖田が入ってきて、今の現状に至るのだ。
 
「土方さんは何人の女にこのチンコ突っ込みやしたか?」
 
沖田は仰向けに寝転ぶ土方の足の間に座り、なんの兆しもないペニスを掴む。
土方は口を塞がれているので喋れない、もっとも沖田は土方の返事など最初から聞く気はないのだが。
 
「姉上以外に突っ込むなんて最低でさァ。でも土方さんは女じゃ満足できない身体になったから、その心配もないですよねィ」
 
沖田は土方のペニスをユルユルと抜くと、萎えていたペニスが徐々に芯をもってくる。
沖田はパクリとペニスをくわえると、口の中で舌を使ってペニスを舐め回したり、舌先を先端の尿道口に差し込みグリグリと刺激する。
 
「んん…、ふぅ…ん!」
 
ペニスから下半身が痺れるような快感に襲われ、土方は身体を震わせのけ反る。
舌先で刺激する尿道口から苦い独特の味が染み出し、沖田の口の中に広がっていった。 
 
チュポンと音をたてペニスから口を離し、沖田は懐からマドラーを取り出し先の丸い部分を舐める。
 
「あんたチンコの中弄られるの好きですよねィ」
 
沖田は土方の勃起し震えるペニスを左手で掴み、蜜を垂らす先端の尿道口にマドラーを宛がう。
 
「んー!んー!…んぅぅっ!」
「ほら、チンコが口開けてマドラー飲み込んでいきやすぜ」
 
ブチュチュ…と音をたて、尿道口がパクパクと口を開きながらマドラーを飲み込んでいく。
マドラーの先が膀胱の入口で行き止まり、沖田はマドラー持つ手を小刻みに揺すり激しく出し入れした。
 
「ふぐぅ!!うふぅー!んー!んー!」
「尿道の前立腺は気持ちいいですかィ。チンコがガチガチで震えてやすよ」
 
ペニスの中を掻き混ぜられ、マドラーの動きに合わせて尿道口からコプコプと蜜が溢れる。
土方は目を見開き身体をのけ反らせガクガクと痙攣するが、それがかえって沖田にペニスを差し出すような格好になった。
 
「さてと、女とセックスしないから射精する必要ありやせんねィ」
 
だからこれは挿したままでと、アナルに沖田は指をいきなり三本突き入れた。
土方のペニスから溢れでた蜜が潤滑油になり、アナルはすんなり指を受け入れる。
 
すっかり土方の体内を知り尽くす沖田は、あっさり前立腺を見つけ出し指で挟んで小刻みに揺すりだす。
空いた手でマドラーを掴んで激しく出し入れし、ペニスとアナルの前後から前立腺を刺激してやった。
 
グチ…ジュプ…ブジュ…グチュ…
 
「うぐぅー!!ふぅー!…んー!んぅぅっ!!」
 
凄まじい快感と出せない苦しさに、土方は身体を捻り暴れる。
身体の奥に熱が蓄積され、マグマが競り上がるような感覚が身体を襲いだす。
 
「おや、そろそろイきやすか?」
 
ガクガクガクガクと激しく痙攣しだした土方の身体に沖田はニヤリと笑い舌舐め擦りし、アナルの指は前立腺を挟んで揺さぶりながら爪で引っ掻き、ペニスのマドラーは深々と尿道に刺さって激しく出し入れする。
 
「んんんんんーー…!!!」
 
土方は半分白目を剥きながら、身体をビクンビクンと跳ねさせ絶頂を迎える。
 
「空イキしやしたねィ。あんた完全に女なんて抱けやせんぜ?姉上を捨てた罰だ、一生女を抱けなくしてやりまさァ」
 
ビクビク震える土方の身体をひっくり返し、膝をつき腰をあげ尻を突き出した格好にさせた。
 
ズプププ…ジュププ…
 
「むふぅぅー!!」
 
 
アナルに灼熱の塊が突き入れられると、腰を掴まれ引き起こされる。
胡座をかいた沖田の上に、背中を向けてペニスをくわえたまま土方は座らされた。
 
グジュ…ブチュ…グポ…
 
「んふっ!んん…、くうぅん!」
「逃がしやしません土方さん。あんたは俺や真選組からは逃げられない」
 
ガツガツと下から突き上げられ、沖田の手がペニスに刺さるマドラーを掴む。
射精を拒まれたペニスが固く立ち上がり、先端の尿道口にマドラーが突き刺さって震えている。
沖田を腰を打ち付けながら、そのマドラーを前後に激しく出し入れしだした。
 
「んー!んー!んー!」
「チンコ掻き回されておっ立てるなんて、あんたも淫乱だねィ。腰動いてますぜ」
 
ニチュ…クチュ…クポ…チュク…
 
マドラーが尿道口を出入りするたび、隙間から白い蜜が溢れペニスを伝い流れ落ちる。
土方はペニスとアナルからの強烈な快感に、無意識に腰を振りだしていた。
 
 
 
なぜ沖田は自分に執着するのか分からない。
ミツバに対する土方への恨みか、近藤を取られた恨みか、沖田を差し置いて副長になった恨みか。
 
ミツバとは何もなかった、始まる前に終わらせたから。
近藤は別に沖田をのけ者にしてはいないし、沖田と土方に平等に接している。
副長職だって沖田はどうでもよかった、ただ土方を虐める口実で言っているだけだろう。
 
真選組や近藤や沖田を捨てるなんて考えもしないのに、なぜ沖田をこんな意味のない行為で自分を引き止めようするのか分からなかった。
 
近藤がお妙を求めるように、沖田も好いた女を求めて幸せになってほしいと願う。
土方に欲望を吐き出しても、それを受け止めても形になる物がないのだから。
 
今は沖田の気が済むまで付き合うが、早くこの不毛な行為の無意味さに気づき、沖田を幸せにしてくれる女を見つけてほしい。
自分は何処にも逃げず、一人真選組も近藤や沖田も背負う覚悟はできているのだから。
 
ますます激しくなる行為に、土方は薄れる意識の中ただ沖田の幸せを願った。
 
 
 
 
 
グポ…ジュク…ブジュ…グシュ…
 
「んふー…、ふぅ…ひー…」
 
土方の身体が小刻みに痙攣し、開いた足の間ではペニスから出ているマドラーを抜き差しされ、後孔には沖田のペニスが容赦なく突き刺さる。
 
沖田の狂気のような執着を土方は一身に受け止め、嵐が去るのをただひたすら快楽の中で待つ。
 
沖田が一際深くペニスを突き上げるとブルリと震え、熱い精液が土方の体内を満たしていく。
ペニスの先端に刺さるマドラーが勢いよく引き抜かれ、その刺激に土方は身体をビクビクと跳ね上げ、パクパクと口を開く尿道口から白濁の液体を吹き上げた。
 
「あんたは俺のもんだ、誰にもやりませんぜ…」
 
薄れる意識の中、沖田の呟きを聞いた。
 
 
 
 
 
 
何もない無意味な事でもそうしたいのは、どうしようもない抑え切れない想いがあるからだろうか。
 
それでもやっぱり何も残らない、何もないんだよ総悟。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アップルtea栗くりマロン様より頂きました!
 
ああああええええろおおおしいいいいしょおおおおおおおありがとおおおおおおおおお
二つも書いてくださったんですよわたしなんか返さなきゃあわあわあ牛蒡いりますか?